私たちは、震災以降、被災者支援や津波被災農地復旧のために、多くのボランティアを当該地区で受け入れて活動を続けていますが、被災地における支援ニーズも徐々に変化しつつあります。

ニーズが変化したことで、支援の需要が減ったかのように見えてしまいますが、しかしそれは支援に求められる質が変化しただけであり、依然として需要は存在しています。

被災地域の課題を解決する為には、継続して都市の住民と被災地の住民が連携する取り組みが必要です。 そのためには、ボランティア等を受け入れていく体制整備と、選ばれる農業及びグリーンツーリズム等のボランティアプログラムづくりが必要であることから、地域住民主体での地域資源（農業・人材など）を活かした、体験型・滞在型プログラムづくりに取り組み始めました。

また、２年を超える被災住民の仮設住宅等での暮らしは、体や心にストレスを蓄積し、生活不活発症による体調不良を訴える住民が増加しており、その改善の為の農業プログラムづくりを、平成２５年度都市農村共生・対流総合対策交付金事業（農水省）を通じて取り組み始めたところです。

NPO法人みやぎスマートアグリは、「豊かな農地と活気ある地域をファンと共に再生する！」ことで、被災地域が抱える課題（津波被災農地の荒れ地化、農業者の減少、就労機会の減少など）を解決し、地域の復興に寄与する事を目指し活動を続けております。

NPO法人みやぎスマートアグリが、被災地で活動を続けていくためには、私たちの活動にご賛同いただける方の支援が必要です。

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